思考 ~人材不足~

月曜なので当たり前のように仕事です。

昨日書いたように今日考えるのは人材不足。

 

昨日のバイト中にAさんからちょっと聞かれた。

A:「○○の資格持ってる?」

私:「持ってますけど?」

A:「ある会社が頼んでた人がもう年でね。誰か探してるのよ。」

私:「きちんとする会社なら仕事できますよ。」

私:「というよりその資格なら若い子はいっぱいいるでしょ。」

A:「いやぁ、なかなか続く人がいなくてね。」

こんな会話がありまして。

 

いやいや、続く人がいないのはお金出さないからでしょ。

この資格を持ってる人はかなりの数いる。間違いなく。

勤めてなくて眠らせてる人も結構いる。

しかし、免許を登録するとかなりの義務や、責任が発生する。

なのにお金出さない。

しかも、この会社今の人がいなくなると会社としての免許が存続できない状態。

業をする上で一人確実に常駐しなきゃいけない資格なのだ。

聞いた感じだとAさんも頼まれてるのではっきりはしないらしいが、

社会保険とかいろいろちゃんとつけて数万円の話らしい。

 

バカじゃなかろうか?

業をする上で絶対いる資格者雇うのに数万?

悪しき慣習「名義貸し」の名残だ。

昔は、といってもこちらの田舎では数年前まで資格者の名義貸しがあった。

その頃は自分で別の仕事しながら他社に名義を貸して小銭を稼ぐことを良く聞いた。

その会社的にはその頃の感覚のままなのだろう。

その資格を使う、その資格者として名前が出ることでの義務や責任の重さを

何も考えていない。

そして、実務はこちらで出来るつもりでいるからお金を出したくない。

そして言うのだ。

「最近は人材不足だから…。」

 

もう会社たたんでしまえ。

人材は不足しているのではない。

若い子で資格を取って頑張っている人は多くいる。

しかし、会社がお金出さないのだ。

こっちの田舎で資格持ちの20代から30代の若い子に

「20万手取りでだすよ。しかも社会保険付で週休2日だよ。」

って言えばいくらでもくるだろう。

 

これができない。

若い子に実務の経験を与えずに、

実務を数十年無免許でやってる違法の経営者が

若いやつはできないと言って手取り12・3万でゴリゴリの残業をさせて

続かないという。

 

頭を冷やせよと。

そんな時代じゃないんだよ。

たとえば2級建築士を取ったりするのに仕事終わってから

相当な時間を費やし、資格学校に60万以上の学費を払い、

何とか取得しても会社の手当てはこの辺りの相場で

「5千円」

ふざけるな。

終身雇用の時代で資格とって30年働くとして、

たった180万の増。

その内、80万近くは学費や、その後の講習に消えている。

たった100万円の為に資格とって、責任と義務を押し付けられて。

そんなこと誰がする。

 

人材不足。

ちがうよ。賃金不足だよ。

金だせ!!